Let's go easy

AM6:20　夜中に目が覚め2度寝したらもうこの時間

まぁ今日は天気も悪い事じゃし急ぐ事も無かろうとTVを点けて





天気予報を観たら、やはり明日は十勝の天候回復が良さ気


昨晩チェックしておいたホテルの予約を済ませてカーテンを捲ると





ほ～ら、ワシの思った通りコッチも朝から雨降りじゃろ


呼人浦に設営してたら我が身を呪いながらの撤収じゃったで


先ずはフフフん～と鼻歌を唄いながら朝シャワーを決め

昨日コンビニで買って於いたおにぎりを食べようとした瞬間

けたたましく鳴り出すスマホの緊急警報





何じゃ何じゃ～！と確認したら北朝鮮がミサイルを発射！



もう孫の顔も見た事じゃし、もしもココで死すとも止む無しか・・・



お～怖っ！とおこわを食べてたら北海道上空を通過したそうな


相変わらず人騒がせな事ばかりしおってからにと怒りつつ

部屋で先にカッパを装着してからホテルをチェックアウト


駐車場で支度をしてると、その時現れたのが女性ライダー





どうやら一人旅らしく、凄いのぅ～と思いながらアッと閃き


確か往路の舞鶴発はまなすに乗って居た方じゃった！



恐る恐る伺うとやはりビンゴで、お互い気を付けて～とエールを交換

爺が先に出発するのを、わざわざヘルメットを被らずに待って下さり

笑顔で見送って下さった素敵なお嬢さんライダーにホッコリした朝の一時





AM8:10　天気は悪くも清々しい気分で網走の街から　Let's go　いぃ爺～！



先ずは国道391号を斜里方面に走り、藻琴で道道102号へ





一昨年に屈斜路湖の展望駐車場で引き返した道を攻略しようと

今日は網走側から藻琴山を目指すルート選択



東藻琴まで来たら藻琴山はぶ厚い雲にスッポリ覆われとるし





信号待ちの数秒で考え、アッサリ諦め国道334号を美幌方面へ



強引に突入しても危険が危ないだけじゃし・・・



美幌方面は少し空も明るく最初からコッチに走れば良かったのに





毎回が人生と同じ遠回りばかりしているツーリング


美幌から国道240号へ入り、今度は未走の津別へ向かう第2作戦





フムフム、キャンプ候補地じゃった21世紀の森はココなんや～


この辺りでは雨も止んでそのまま快走して道の駅あいおいで小休憩





ど～れ、お目当てのクマヤキなるものを試すとしますかのぅ


売店小屋にツカツカと歩み寄ると目に留まる無慈悲な看板





聴いた話だと熊型のたい焼きだそうで別にいらんわ・・・


道の駅自体も定休日





もう踏んだり蹴ったりの所へ今度は再び雨が降り出し

泣く泣くく阿寒湖方面へ走りながら次の第3作戦を考えて

この西側を通る国道242号が通る陸別も未走地域ながら

足寄まで行き今度は北見を目指すとなると帯広には超遠回り





阿寒湖まで来たら本降りに変わる雨

もうこの天気では今日はアレコレと行動するのは諦めて

家への土産を購入するのに釧路へ向かう事に決定！


そのまま国道240号を南下して

AM11:40　釧路のフィッシャーマンズワーフMOOに到着





毎回此処の駐輪場が判らず駐車に苦労しとったけど

入口前の一等地で、しかも屋根下じゃったんで大助かり





10月の平日で雨降りって事もあってか店内はガラガラ

ゆっくりと家への土産を吟味して発送手続きを済ませたら





ランチは出来立て熱々の「さんまんま」


これは冷えた身体に染み入る旨さじゃて～！


サンマのつみれ汁も最高で今日のランチは大勝利


幸福感に包まれたのもホンの束の間





外へ出たら相変わらず降り続く雨をボンヤリ見ながら

もう帯広へ向かってホテルで休養しよう、そうしようと

カッパを再度着込んで釧路の街から離脱開始！



国道38号からアクセスしようと大楽毛から太平洋沿いへ出た途端





猛烈な横風と海は大しけでバイクが錆びちゃう～！


慌ててU-ターンし内陸部の道東自動車道の無料区間に避難

コチラは風も雨も弱くて大助かりで無料最終の本別ICまで移動


この程度の天気ならアソコへ行っとく？と欲が湧きだし





上士幌の街へ入って向かったのは勿論アソコ





こんな天気の悪い日に何でやねん！


ってツッコミは置いといて、早速農道を駆け上がると





予想通りにドンドン濃くなる霧で前が見えず慎重に進み





PM3:20　最近新築されたナイタイテラスの駐車場に到着！


そう、今日はナイタイ高原からの絶景狙いでは無く

普段は大人気で凄い人混みらしいコチラが目当て


この天気なら観光客もまず来てへんやろうと考えて





ほ～れ、狙った通りにガラ空きの店内じゃて



濡れ鼠ながらもギリギリ我慢して食べれる状況なんで





あの霧の向こうに在る絶景を思いながらのウシソフト


ついでにトイレからの心の瞳で観る絶景も押さえ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※他人が居たら撮影NGじゃよ



建屋から出たら観光バスが到着しゾロゾロ出てくる団体客


あぶないあぶない、間一髪の入れ違いやで


こんな日に予定通りのルートで観光を可哀そうにと思いつつ

霧に包まれてる高原を下って国道241号で帯広市街地へ





PM5:00　国道38号沿いに在るアパートみたいなホテルに到着！

部屋は狭いが一人だと十分で、建物も新しく清潔感も





カッパを干して着替えを済ませ、さて晩飯にとホテルを出るも

近所で目星を付けていた焼肉屋はどうやら定休日らしく

遠くまで歩くのが面倒ですぐ隣に在った回転寿司の羽衣亭へ





味の方はあんまり期待せずに入ったけど





やはりビールを吞みながら寿司を食べれるのは有り難く





ガラ空きで提供速度も速いし、寿司もまんずまんず美味い


今日は冴えない一日じゃったが、食は勝利日じゃったのぅと





部屋に戻り、何やら謝罪してるオッサンの顔を見ながら呑み直し

この時、父の検査結果は問題無しと姉からメールがあり

目先の気懸り事項も無くなりスッキリ気分で旅が出来ると

安心したら疲れがどっと出て、今夜はこのままオヤスミナサイ



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